omoukototoka

長文の感想などのメモ用

劇場版おっさんずラブみたお。(6)

(注)これは考察などどいうものではありません。 
個人的な場面ごとのメモ(ただしむやみやたらと長い)、時系列整理、ポイント感想、ツッコミ。
映画本編、シナリオ本、オフィ本のネタバレあり。
あくまでも自分の中で春田さんと牧の気持ちを理解するべく、書きなぐったものですので、誤字脱字および話のまとまりの無さを許せる方のみ、暇つぶしのネタにでもどうぞ。


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■本社に向かう7人

・えーと、これもなんかの映画のパロかな?刑事モノ?戦隊モノ?いずれにしても第二7なわけね。牧は本社の人だけどw
・というか、怪我をしたはずの春田さんも牧も全然大丈夫そうだ。結構軽傷だったのかな?良かった良かった。そう、小指ぶつけた時とかそうだけど、その一瞬とかその後数時間は痛かったりするけど、半日とか1日もすりゃ治ったりするしね、ってw
・ここ、武川さんの顔アップの時眼鏡外して格好つけるのに、横並びカットになるとまた眼鏡してるの笑っちゃうwメガネ遊びのサービスカットあざーす!
・っていうか、本社に向かって斜め横並びで歩いてるのは刑事ドラマのオープニングかな?w
・みんなで右手を上に上げてぐるっと回す感じはワンピースらしい。ワンピース見てないから元ネタわからん。


■会長に意見
・ここで意見を言うのが春田さんって所がいい〜ね。代表して言う、それだけみんなに信頼されてる証であり、確かにリーダーシップを取ってるように見えるもの。これがラストの方のあのシーンにつながるのかも。
・ここで狸穴さんが春田さんのたちの意見に同意を示し、営業所と本社とお客さん、三味一体でというところ、お仕事ドラマでよく見る!!と思いつつ、狸穴さんがそういう風に言ってくれたことに驚きの表情の牧の顔が好きです。ほんとにびっくりしてるよね。狸穴さんがそんな人情的なこと言う人ではないと思ってたんだろうな、牧は。

 

■香港のおじいちゃん登場
・とはいえ、投資してくれるパートナー企業を探さねばならないという中でのホンコンのじいちゃん登場!
・っていうか、香港勤務してた割にはなんも話せない、意味もわかってないっぽい春田さんが春田さんで、お前はどうやって仕事してたん?って笑っちゃうw
・冒頭で数秒だけ出てくる人が後半で主人公たちの救世主的に現れるのマジでヒーロー物言うじゃん!え?マンガじゃん!ってなる、楽しい。

 

■ゆで五郎
・っていうか、なぜ屋上で話をするのか。そんなに屋上が好きか!なおラブの世界w
・狸穴さんをぐいっと自分の方に寄せ「ちょっと来てほしい所があるんですけど」と言いながら手を引っ張っていく春田さん。そういうとこだぞ!それ、女の子口説くときにやるやつだぞ!(たぶん)牧がいなくて良かったね〜。見てたら絶対怒るわ。わんこみたいな笑顔で年上上司引っ張ってるなんてw
・冒頭から、ゆで五郎がヒューチャーされてたのはそれでか!ホテルで狸穴さんに物申して時も「うどん屋の五郎さんも」ってなんか意味有りげだったもんね!あとから思えはさば狸穴さんの目も大きく見開かれてた。
うどん屋も貧乏も嫌で家を出ていった狸穴さんに言う「例え壊れてしまったとしても、また作り直せませす、街も家族も」という春田さんの言葉。そうだね、また作り直せばいい。その街や人を大事に思う気持ちがあれば直せるね。
・そう、春田さんと牧も壊れては直し、そしまた壊れそうになっては直して、より強固になってるんだから。
・そしてうどん屋に行く狸穴さん。五郎さんが嬉しそうです。うどんじゃなく、そばなのすらも楽しそうです。良かったね。

 

■料亭
・いきなり料亭だから、てっきり春田さんと牧の結納かと思ったら、部長と蝶子さんとマロだだったw
・なぜか部長に蝶子さんを下さい!というマロ。そして、大事にできるかどうかを確認し「全力で応援する!」な部長。そう、蝶子さわの親ではないから許しではない。大切な友人と大切な部下の幸せを応援してくれる、なによりも心強い味方になってくれたのだ。
・部長と蝶子さんは元夫婦だけど、もはや大切な友人。そしてマロとしては、上司でもあり、元夫である部長にちゃんと宣言して決意を見せたかったのだろう。いいと思う!蝶子さんの言うようにいろいろ間違ってるけどいいと思う!
・結婚のOKもらって、二人ともまとめて幸せにしちゃう!って、宣言するマロがほんとマロで大好きだわ!


シンガポール行き打診
・出ました屋上。というか、牧のヘアスタイルが髪を切った?って感じのすっきりかわいい系なので、思わず撮影順を考えてしまったよねw
・狸穴さんに5人も子供がいるっていうか、結婚してる事に驚く牧。やっぱり少なからず自分に気があると思ってたねwというか、狸穴さんはそういう私生活の部分を仕事ではあまり出さないんだろうな。そういうのきっちりしてそうだもの。
・っていうか、なぜ、また片方が海外行くフラグなのだ…。
・「まあ、お前も家庭があるから」って、え?家庭??家庭ということは牧はこの時点で結婚してるのか?それとも同棲してるのを家庭と言ってるのか、これから結婚するから家庭と言っているのか、とにもかくにも牧は春田さんと結婚するんだよという予告!狸穴さーーん!ポロリですか?w
・考えといてくれ、と言われ「シンガポール…」とつぶやきながら、屋上の塀の方に歩く牧。そして、なんか胸ポケあたりから出したような?と思ってたら、その手にあるのはForever Loveじゃないですか!!もらったのね!春田さんからもらったのね!そして受け取ったのね。2度目のプロポーズ、ちゃんと受けてたのね、良かった。っていうか、え?じゃあ、やっぱり結婚はするけど、お式とか指輪とかはまだなのね。ってことはさ、やっぱ一緒に住んでるの?
狸穴さんが落としていった「家庭」の意味をいろいろ考える。
・つか、いやマジその指輪どこに入れてたの?w落とさないようにしなさいね、大事な婚約指輪だもんね。さすがにまあ、あのデザインはなかなか仕事中は着けれないと思うけど。

(追記)(5)に追記したように、やはりあの炎の中でもらった模様。Foever Love!

 

■春田さんの夢
・春田さんに本社から、プロジェクトリーダーの打診とな!やはり今回の活躍(?)が認められた!というか、主に周さんのおかげ?あとは狸穴さんが推薦してくれた可能性もあるね。
・でも、自分の夢は「これまで通り街を歩きながら、そこに暮らす人と一緒に街を作っていきたい」ということで断わる春田さん。うん、部長いわく「春田さんらしいな」まさにである。
・そして規模や伝え方は違うかもだけど、春田さんと牧の夢の根本は同じ。その街に暮らす人たちが笑顔で過ごせる街づくりなんだよね。100万人の笑顔が溢れる街も、その街の中には小さい街がいくつもあって、その小さい街の笑顔一つ一つから大事にする。どちらも大切で、どっちも人と街を愛している。だから二人とも同じ夢を語っているんだから、きっと仕事面でも強力なお互いのサポーターになること間違いない。

 

■結婚式
・いやー、結婚式場映ったらまさか!って、期待するじゃーん!でも春田さんは招待客?ん?って、薫子さんが花嫁!え?え?ジャスと結婚!!??そっちかー!ww
・ジャスの新郎姿カッコいいし、薫子さんもかわいいよ!
・っていうか、ここには牧と狸穴さんはいないのね。第二営業所の面々はジャスの保護者みたいなもんだからいるけどね!wお父さんにお兄ちゃんにお姉ちゃん、いっぱいできて良かったね~ジャス~。
・「おめでとうジャス~。つか何があったんだよ~」って、それここで聞く?春田さんよwそれ結婚式する前に聞くだろーww
・「もう幸せになるのは怖いって思ってたんですけど、春田さん見てたら仕事も恋も欲張らなきゃ!って」「いいんだよ~ジャス~幸せになっていいんだよ~」ほんと、幸せになっていいんだよ、ジャス。春田さんと牧がご迷惑をおかけしました。その節はほんとうにありがとう。どうか幸せな家庭を築いてね。そして、野望の通り、天空不動産の会長になって、第二営業所も一緒に盛り立ててくれると嬉しいです!あと、牧と春田さんが夫夫生活も充実できるよう、働き方革命(byマロ)も推進してくれると嬉しいです!


■武川さんと部長
・「誰かを好きになるのはしばらくお休みしようかな」の部長。同じ人を2度好きになり、2度とも失恋だものね…。ほんとそれはね、部長…ごめんなさい。でもその言葉を聞いて、武川さんの表情が変わったよ。
・というところからの回し蹴りならぬ、回し足ドン!政宗かっこいいーー!今日は一段と足が上がってるわよーーーー!!!!とキャーキャーしたいわw
・「私はもう別に好かれなくてもいいんです。愛されるより愛したい…マジで!」どっかのラブソングキターーーーーーー!!っていうか、KinKiのラブソングきたーーーーーー!!!武川さんの「マジで!」の言い方めっちゃ好き!!!!!!!!
・それにしてもすごい見もまり愛だわ…。その武川さんの膝にそっと手を触れた時の部長の顔!ちょっと切なげでちょっと色っぽく、お?これはもしや…お?
・そしてブーケトスで春田さんを押しのけて華麗にキャッチする部長。「黒澤武蔵、幸せになりまーーーす!」っていうのは、さっきの武川さんへの答えでもあるのかな?っていうか、この時スクリーン向かって左に入る武川さんがジャケットを翻す動きをしてて、いかにも部長を抱きしめますというか抱き上げます的な気合を入れてるのを見逃してはならない。一体何をするつもり?w

まあ、とにかく幸せになって!個人的には、武川さんにはやはり若いツバメを…と思うけど、部長となら穏やかな愛を育めそうでもあるし。将来的に、部長が引退したあと、第二の部長を武川さんが引き継ぎ、そして主任を春田さんが引き継ぎ、とか全然ありそうなので、それはそれでオールOK!

 

~エンドロール~
そう、ここでエンドロールが流れる。最近、割と映画では多いパターンというか、本当のエンディングの前に、スタッフロール等をすべて流してしまって、本当のラストの余韻に浸ってもらえる構成でもあるよね。なので、エンドロール流れたら映画終わりだ~と思って、出ていく人たちはきっといろんな映画の本当のラストを知らなくて損してるはず。劇場の照明がついて初めてエンドなの。気を付けてね。

 

■空港の屋上のようなところ
・じゃあ、行きますねと立ち上がる牧。
・「偉くなれよ、牧」「官僚じゃないんだから」「俺も、地球の裏側でお前が頑張ってるって思うと頑張れるし」「裏側じゃねーし」「こまけー!相変わらずこまけー!」「春田さんも、夢、叶えてくださいね」このやり取り大好き。ああ、いつもの春田さんと牧だ~という安心感がある。ある意味、このやり取りが二人のイチャイチャなのだ。
・このやり取りの時もジャケットの裾をいじいじしてる牧。そしてその手を見ると…結婚指輪が!!!間近でくっついてスクリーンを見たわけじゃないけど、明らかに婚約指輪とは違うデザイン。そうか、愛の誓いを立てたのね。
・と思い感慨にふけっていたら、春田さんがなーんか言いたげにまた百面相始めそうな勢いw「なんですか
何か言おうとしてるのか変な表情する春田さん、何?な牧。
・からの、「じゃあな。…凌太」キャーーー名前呼びきたーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!え?それ漫画とか小説とかでよくあるやつーーーーー!!っていうか、もはや下手な漫画とかアニメの恋愛モノの実写より、ツボをつきまくってくるわ。
・名前を呼ばれて照れて、にこにこ笑いながら「なんですか…いきなり」と、ほんと照れまくりな牧に「お前も呼べよ」「ヤですよ」「いいから呼べって!」wwもうさ、ほんと何このニヤニヤタイム。この二人見てる劇場の人みんなニヤニヤしてたはず。名前呼びに照れるカップルとか見てる方が照れるわw
・そして照れて、どうしようかな、うーん、恥ずかしい、うーん、というぐらいのたっぷりの間があっての「行ってきます。…創一」可愛い!牧可愛い!!
で、やっぱり照れちゃう。そして照れ隠しに春田さんの胸をどつく牧wもちろん春田さんも同じことを牧に仕返しw
・そして、しばしの間があり、牧の頬を両手で包みこみ、キスをする春田さん。時間にしたらそんなに長くはないよ。でも愛情たっぷりなキスで、かつ、漁てで牧の小さい顔を包み込んでいるところに、誰にも牧を渡したくない、牧は俺の…という独占欲も垣間見えます。
・そんで、何がびっくりするって、キス終わり、唇が離れる時のリップ音!いや、マジで、「チュッ」って結構な音するから!あれ、音拾ってる音声さんもすごいわ。っていうか、どんだけぶっちゅーってしてたんだーー春田さーーん!ほんと、好きを自覚した春田さんはすごい(もはやこの言葉を何度言っただろうかw)
・でね、キスされたあとの牧、横顔しかもちろんわからないんだけど、すごくすごく幸せそうなの。正面から表情を撮ってるわけではないのに、その幸せな顔が伝わってくる。
・そしてハグ。この時、牧の背中に回した春田さんの左手薬指の結婚指輪が見えるんだよね。ああ、ほんと良かったね~と思うのと同時に、春田さんの表情が…。やはりとても寂しそうなのである。そりゃそうだよね、1年離れてプロポーズしてすぐまた離れ離れの生活、そこから戻ってきて今度こそ本当に結婚できたのに、また離れ離れ。みんなに愛されてる春田さんだけど、一番愛されたい相手は牧だと思うから、その人がそばにいないのは寂しいよね。でもきっと春田さんが上海に行くとき、牧もこんな表情だったのかな~と思った。いつでも見送る側は寂しいよね。って、この表情はオフィ本の最後のページにも載ってるけどほんと寂しそう。
そして春田に抱きしめられてる牧の表情ももちろん映るんだけど、牧はとても幸せそうな笑顔なの。とても可愛い本当に幸せそうな安心してそうな笑顔。春田さんに愛されてるんだという自信がやっと牧にもついたかな。そして愛されるということの喜びと安心感を本当の意味で得られたんだね。プラス、自分のことを応援してくれる春田さんのためにもがんばらなきゃっていうのも含めた未来への希望にも満ち溢れているような、ほんとうに幸せそうな笑顔。
ここ、春田さんと牧のお互い表情の違いが、とても印象的でもありました。
・そして「じゃあな」とお互いの道を進む春田さんと牧。一度立ち止まるけど、今度は振り向いたりはしない。もう振り向かなくても、お互いは強い信頼と愛情で結ばれているから。振り返らなくても安心して進めるのだ。いつだって、愛する人はすぐそばにいるという確信があるから。
きんぴら橋のあとはお互い一度立ち止まって振り返っていた。恋しい気持ちはもちろん、何か伝えたいこともあった。でも、今はもう違う。すべて伝え、全て理解しそのうえで進んでいく未来なのだから。


と、本当に爽やかに終わったし、未来への明るく爽やかな道が見える終わりでした。
とーーっても良かったです。ええ、見たいものがいろいろ詰まっていました。最高でした!!

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でも、それでもやはりこれで「完結」ですと言い切られると、え?春田さんと牧を離れ離れにしたまま完結しないでください!と思ってしまいます。
確かに映画は「愛と家族と仕事」がテーマだったのでしょう。でも、最後のシーンは、仕事に重きを置いたラストだったなと思ってしまったのです。誰かの恋人である前に、一人の人間であり、仕事をする人間であるということも理解はできるんです。できるんだけどーーってなる。
お仕事ドラマでもあるけど、やっぱり恋愛ドラマだと思うから、むしろこの終わり方だと続編を見たくて仕方なくなりました。
今度は牧はシンガポールから戻ってきて、やっと二人で一緒に暮らす。そこから始まる物語が観たいです。
不動産屋に勤める二人なんだから、まずは家探しから始めるとか、それに春田母にどうやって報告したのかとか、どんな風に言われたとかも無いぞ、観たいよ。制作陣の思いはわかるけど、ここまで来たなら二人の日常生活。そのうえで起こる問題に対して二人がどう対処していか、そして牧ご飯とか、もう見た展開やストーリーはいっぱいあるよ。ボツになったという方の話じゃなくて(ごめなさい)二人が愛を育む中でどう成長していくのかを見せて欲しいです。それだって、ファミリードラマであって恋愛・結婚ドラマであって、お仕事ドラマでしょ?
っていうか、劇場版はドラマファン以外にも向けて、そして商業的なことも考えての内容なのは重々わかるし、満足はしてるけども、一番不足していたのは二人の日常生活、そして牧ご飯…。マジ、そこほんと物足りないです…。
ということで、確かテレ朝的には映画化の話の時にドラマの続編についても言及してたかと思いますが、もし本当に続編あるなら、春田さんと牧の生活を視点としたドラマが観たいです。あと、可能であれば、政宗スピンオフ!!これはめっちゃ観たい!続編とか無い場合でもスピンオフは下さい!
そのスピンオフの端々に春田さんと牧の様子が垣間見えれば満足です!
よろしくお願いします!